腰痛になる座り方、腰に負担をかけない座り方

体育座りは猫背になる

 

体育座りは猫背になる

体育座りは猫背になる

 

腰痛にならない座り方はとてもシンプル。腰痛にならないポイントでお話したように、骨格を崩さなければ良いだけです。

 

座ることが多くて腰が痛くなるのなら、座り方に問題がある場合がおおいのです。 でも姿勢よくと言っても、わかったつもりになってできない人も少なくありません。

 

そこで、腰痛になる座り方というのはこの座り方ですよ、という具体例の1つが、体育座りです。 体育座りでは背筋を伸ばせません。 つまり腰が曲がってしまう座り方の代表例です。

 

体育座りになると、背骨のS字カーブ腰のうしろのくびれ(前彎・ぜんわん)がなくなっていることがわかります。 ご自身でやってみるとよーくわかります。 立った時には腰の後ろにへこみができますが、体育座りをすると丸まります。

 

でも体育座りなんて日常的にはやりませんよね。 特に椅子に座るなら、絶対い体育座りはありえません。 でも、高さが10センチの椅子だったらどうでしょうか?30センチだったらどうでしょうか? 腰は曲がったままのはずです。

 

つまり、ある程度の椅子の高さによって、姿勢が悪く腰が曲がってしまうと言うことなのです。

 

股関節の可動域は60度

 

股関節の可動域は60度

股関節の可動域は60度

 

体育座りで腰が曲がって猫背になるのはわかる。 だったらどういう条件で猫背になってしまうのか? それは股関節の角度できまります。 股関節の可動域は60度程度なので、膝を上げて座るなということなのです。

 

でも股関節の角度は意識しにくいですよね。 膝の高さのほうがわかりやすいでしょう。 立ち姿勢と体育座りを比較するとこうなります。

 

  • 立った状態=膝は下がった状態=股関節を伸ばした状態
  • 体育座り=膝を高く上げた状態=股関節を120度くらいに曲げた状態

 

でも普段は股関節の角度なんかは気にしませんよね。 だからいつのまにか腰に負担をかけていて、あるタイミングでギックリ腰というパターンになったりするわけですね。 この股関節の可動域を知っておくと、腰痛にならない座り方ができるのでおすすめです。

 

腰痛になりたくなければ、腰に負担をかけることは避ける。 その基準のすべては、あなたの体が主役だということです。

 

 

 

 

 

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