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マンションの傾きの原因は杭、だったら腰痛は?

腰痛の原因も地面にあり

横浜のマンション傾斜で、三井不動産や旭化成建材らが話題になっています。 まさかこのマンションだけってことはないでしょうから、これから続々と登場しそうです。

で、この話題、腰痛とまんま同じ構造なんですね。 

原因は地下の杭

きっかけというか、ニュースでよく伝えられるのがベランダの手すりの高さが違うとか、扉の左右のスキマの大きさが違うとかですよね。 このようにいろいろな現象があるわけですが、行き着くところは杭です。

報道されているので、そりゃそうだと思うはず。 でも上層階にズレが生じてるのに、地下の杭なんか関係あるのでしょうか?

いやいや、地下の土台にすべては乗っかってるんだから、関係ありありですよね。 下がズレてるから、上がズレただけですから。

これが腰痛と同じところです。 ギックリ腰でもそうですが、痛みがでた腰に原因があると思ってしまうわけです。  いわば上層階にヒビが入ったからって、そこを直せばいいのか?と考えるとわかりやすいですよね。

つまり腰痛というのは、体の重心バランスのズレが腰に出ただけなんですね。

現代人なら靴

マンションが杭なら、人の体はどこでしょう? それは足裏ですね。 しかし現代では、足裏で直接歩く人はまずいません。 多くの場合は靴を履いているでしょう。

つまり、腰痛になる人は、靴に問題がある場合が多いのです。 靴に問題があるかぎり、立つ、歩く、走るにしても、知らない間に体に負担をかけるわけです。

ましては日本には靴文化はありませんし、近年では舗装されたアスファルトがほとんどです。 人間の足裏は、平らな場所を歩くようにはできていません。 そこで起きるトラブルが扁平足や開張足ですね。

外反母趾もそうですが足裏に問題がある場合は、手抜き工事の杭と同じです。 常に上半身に負担をかけ続けることになってしまうわけですね。

今どきのアスリートは、オーダーメイドでインソールと作るのも、まずは基礎工事の部分をしっかりと固めるから。

腰が痛いから問題は腰に・・・ と思ってる限り、腰痛は繰り返しますので気をつけましょう。

ゆがみが前兆

マンションでもヒビが入る前は、ズレていただけ。でも限界を超えると割れてしまうわけですね。

人間の体の場合、体幹の中心である腰だけではありません。  特に膝や股関節などの関節。四十肩五十肩のように方。 顔は、顎関節症。 これらも痛みの前に、見て分かるズレやゆがみがあります。

見て分かるかどうかは見る人によりますが、痛みがでたら限界が来ている証拠です。 この時に杭を打ち直すように原因から改善できれば問題ありません。

しかし痛みがでた部分だけなんとかする部分最適化では、繰り返すわけです。 ぎっくり腰はクセになる、なんてのも全体最適化を行ってないだけなんですね。

なんにせよ、腰痛でも足場がもっとも大切なのです。 腰痛は痛くなってからバタバタするより、日常のバランスで予防しましょう。