週刊ポストに森下千里さんのゴルフ記事が掲載されてたんですね。
ばんぐティーチングのプロにもなったそうで、やってみた。というレベルではなく人に教えられるくらいのスキルがあるそうです。
そこに気になる姿勢がありました。
【週刊ポスト2017年11月24日号・森下千里さんの巻頭ゴルフ記事ページより引用】
ゴルフのスイングでのポーズでしょう。
これをフィギュアで再現すると、こんな感じですね。
この姿勢を座り姿勢にすると、こうなります。
あ、ちょっと足りなかった。 でも膝も股関節も90度に近い、正しい座り方に近い姿勢になります。
【腰痛になる座り方】 で解説したとおり、股関節は60度以下をキープしないと負担のない姿勢にはならずに猫背になります。
でもこの森下千里さんのポーズでは、ほぼ一般的に言われる股関節も膝も90度にした正しい座り方に近くなります。
でもこれ実際に自分でやってみるとわかりますが、この姿勢での重心は体の前にあることを感じられるでしょう。
そしてたぶん、膝周りに負担がかかることを感じられるはずです。
つまりこの姿勢はゴルフには適しているけど、膝に負担をかける姿勢だということがわかります。
まぁスポーツは健康のためにやるものではないので、ゴルフの時はゴルフ優先でいいと思います。
次に、上半身はそのままで立ってみましょう。
こんな感じになりますね。
今度は膝の負担はなくなったはずです。
あとは前屈みになるほど、腰に負担を感じられるでしょう。
つまり、姿勢によって体にかかる負担はかわります。
なんて当たり前のことを決めゼリフのように言ってしまいましたが、腰痛なんてそれだけの話です。
スポーツの場合はパフォーマンスに直結するので、姿勢ひとつでも気を抜けません。
アスリートの姿勢やポーズは、腰痛予防のお手本がたくさんです。
ぜひこの姿勢のように、ちょっとした角度で負担が変わることを意識してみてください。
※森下千里さんを森下悠里さんと間違えていたので修正しました。
なぜ間違えたんだろう・・・