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イスに座っても腰痛にならない方法

イスに座っても腰痛にならない方法

プレジデント社のプレジデント 2016/4/4号 「心を整える「禅・瞑想」入門」

PRESIDENT (プレジデント) 2016年 4/4号 [雑誌]

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価格:690円(税込、送料込)

正しく座るには骨盤を立てる

この特集の中に、座り方にとって参考になることがあります。瞑想を行う場合の姿勢・座り方の注意点です。

 

前屈みになって、背中を丸めるのは良くありません。 横隔膜を使えず、呼吸も浅くなるからだそうです。 言われてみればそうでしょうね。

 

また、この姿勢で座るときのポイントを引用します。P40 【骨盤が立つように座ると、背が反ることもなく、呼吸もスムーズで腰への負担が減って長時間の座禅にも耐えられる。イスに座ってもいいが、その場合は浅めに座って骨盤を立てたい。】

 

この文の監修者はわかりませんが、【長時間の座禅にも耐えられる】とまで書いてあるので、特集にコメントしている僧侶の方でしょうか。 

 

これをまとめて考えると、骨盤が立っていないと【呼吸が浅い】、【腰の負担が大きい】、【長時間耐えられない】というところでしょうか。

 

 

骨盤を立てる方法

骨盤を立てるポイント【胡座は膝の位置が高くなって、骨盤が後ろに倒れてしまうため、背中が曲がってしまう。】P41 つまり、膝の高さによって骨盤の位置から姿勢が決まってしまうんですね。その通りです。 原理は以前の【腰痛にならない座り方】と同じですね。

 

でも【骨盤を立てる】といっても、具体的に方法はあるのでしょうか? あります。 同じ特集の中に座禅の風景があり、骨盤を立てているのが確認できます。

 

座禅での座り方

P68 東京都台東区の台東区 澤木道場。 座禅の写真で見て欲しいのはお尻。お尻のしたに座布団らしきものが敷いてあるのがわかるでしょう。

 

座禅での座り方

 

P71は、広島県広島市の八屋山 普門寺です。 ほかにも掲載されている写真で確認できます。

これらの写真でわかりますね。そうです。お尻に座布団をしいて角度をつけることで骨盤を立てているんですね。 修行した僧侶は不要なのでしょうが、座禅道場のように素人が集まる場合てっとり早く骨盤を立てるのは座布団を敷いてお尻を高くするのです。

 

イスに座っても骨盤を立てる方法

お尻の背中側を高く角度をつけることです。 まさに今回の座禅のようにですね。 

もしあぐらでも角度をつけずに平らな場所に座ると、骨盤が倒れてしまいます。そのけっか腰を曲げることになるので腰痛になるということ。とてもシンプルな理由ですね。

 

通販なんかでも腰に優しいクッションみたいのって、角度がついてるのがありますが理屈は同じです。 雑誌じゃちょっと堅くなりそうですが、タオルやクッションなのでも大丈夫です。 角度をつけて股関節を広げるのがポイントですから。

 

このように腰への負担そのものを排除すれば、腰痛になる原因がなくなります。 うまくいっている人たちをまねて、腰痛をきちんとよぼうしましょう。時間がもったいないですから。