転倒事故から訴訟に発展しているのが、IKEAのDALFRED
画像:イケアのDALFRED:公式サイト
イケアの椅子が壊れて訴訟になっていますが、100kgまでなのに98kgの人がケガをしたってことでネットでは突っ込まれたり。
で、椅子をチェックしてみると、「DALFRED」というイス。どうやら座面が突然10センチ以上落下して転倒したそうな。 製品の問題点などは消費者庁や裁判で明らかになるとして。
このDALFRED、まぁイスとしては高さが調節できるのはいいところ。 ただ多くのイスと同様に、根本的な問題点があります。
それは、座面が堅くて水平ということです。
DALFREDに座ったときの負担
DALFREDのように座面が水平で堅い(木製)イスに座った場合、骨格にはとても大きな負担をかけます。 骨格モデルを見るとわかるように、座るというのは、骨盤の下の坐骨や尾骨だけで体重をささえるようなもの。
坐骨神経痛なんてのはよく聞きますが、そりゃなるだろうと思いますよね? 骨側としては局部的に圧迫された状態になりますので、脂肪の中、筋肉や血管、神経などに圧力をかけ続けることになるからです。
高さ調節できるのはいいことなので、あとは座面にクッションを使うなどの工夫をすることで、負担は減らせるでしょう。
このイスに限らず堅い座面に座るというのは、常に体に悪影響があるので気をつけましょう。