腰痛借金
↑画像引用:3秒から始める 腰痛体操&肩こり体操(NHKまる得マガジンMOOK)
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腰痛にならないための座り方は、もう既出なのでいいでしょう。
今回は、↑のようなよくある姿勢になる原因。
骨盤が後ろの傾いて、背中の筋肉の収縮が起きる原因を考えてみましょう。
低く座れば腰痛になる
イスも机もモニターの位置もすべて低いです。
腰痛というとイスの話ばかりになりますが、パソコン作業の場合はモニターの位置の方が重要です。
イス
イスは何度もお伝えしているように、股関節の60度をキープできなければ低すぎます。膝が90度になるような(いわゆる正しい姿勢)では、必ず腰を曲げることになります。
デスク(机)
このイラストの場合、デスクの高さによってキーボードやマウスを使う高さがきまります。これは腕や肩の位置を決めることになるんですね。
腕を浮かせてキーボードを長時間打てませんから、肘や二の腕、手首に体重をにがします。この体重を逃がすための位置は、机の高さできまるわけです。
そのため、机の高さによって肩の高さが決まり、このイラストのように猫背になることがほとんどです。
モニター(画面)
パソコン作業の場合は、ほとんど画面を見ていますね。
目は網膜の中心でみるため(じゃないとよく見えない)、見たい物のほぼ中心で見ることになります。
かこのため画面の高さによって、あなたの目の位置がきまります。目の位置が決まると言うことは頭の位置、首の角度も決まってしまいます。
椎間板ヘルニア
この書籍ではこんな姿勢だと椎間板ヘルニアになるよ、ということですね。
本来なら生理的にまっすぐな背骨ですが、前かがみになれば背骨も前かがみに。
そして背骨と背骨に挟まれた椎間板には、髄核というゼリー状の物質があります。これは椎間板の中央に位置しているのですが、前かがみでいると当然、テコの原理がはたらいてズレてしまいます。
これが椎間板ヘルニアですね。実にシンプルな仕組みです。
まとめ
- 低く座ると猫背になる。
- 猫背になれば背骨に負担がかかる
- 負担の限界を超え得れば椎間板ヘルニアになる
腰痛の予防はこのように簡単なので、しっかり対策しておきましょう。